最近読んだ本
真夏の方程式

【あらすじ】
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。
一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。
その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。
【感想】
読んだのがちょうど8月で良かったなと思いました。
暑い中この本を読んでいると
まるで自分もこの小説の中に入れた気がしました。
謎解きから結末までは「さすが」としか言えません。
そして湯川先生の声はやっぱり福山雅治だなと思いました。
モンスター

【あらすじ】
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。
彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。
周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。
思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、
莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。
そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった―。
【感想】
高岡早紀が主演で映画化されたと聞いたので、
やっぱり高岡早紀の顔を思い浮かべながら読みました。
今までの人生で吃驚するほどに醜い人がないし
醜いからという理由でいじめられている子もいなかったので
想像するのは難しかったです。
美しくなるにつれて、男たちに復讐のような行動をとる主人公には
共感できました。
そして結局は整形して美しくなっても
心が満たされることとは別問題なんだなと思いました。
手術で美しく生まれ変わるという話で真っ先に思い出したのは
高階良子の「地獄でメスがひかる」です。
心は綺麗なのですが顔も醜く太っている主人公が海へ投身自殺をはかり
天才外科医に助けられます。
脳だけ無事で、肉体は損傷が酷かったので
外科医の脳死した恋人の体に脳を移植するお話です。

小学生の時に年上のイトコに貸してもらって読んだのですが
子供心に衝撃で「綺麗になっても幸せとは限らないんだな」
と思った記憶があります。
そしてもうひとつは
「ヘルタースケルター」です。

これも年上のイトコに大学生の時に借りて読んだ漫画です。
醜く太っていた主人公は、モデル事務所の社長に骨格の美しさを認められ
全身整形で美しく生まれ変わります。
美と名声を手に入れた主人公は傲慢でわがままの限りを尽くします。
しかし歯車が狂いだしどん底へ・・・
ラストは壮絶の一言に尽きます。
映画は観ていませんが、沢尻エリカよりも、
もっと「整形してます」って顔の女優に演じてほしかったです。
モンスターが今挙げた漫画よりもリアルなのは
「顔は醜いけど体はナイスバディ」という箇所です。
たまにそういう人っていますよね。
余談ですが文中に「目頭切開」で蒙古ひだの除去手術を受ける主人公が
「周りの女たちには蒙古ひだがあるが、
蒙古ひだがないのは女優やモデルたちだ」
というような内容があって
思わずいろんな女優やモデルの顔をネットでよく見てみました。
ホントに蒙古ひだのない人が多くて吃驚しました・・・。

醜い人が整形美人になる話とはまったく逆の
「主に泣いてます」です。
生まれた時から美しい父に似て美しく
不美人の母は、母親似の妹ばかり可愛がるが
心優しい主人公はけなげに生きています。
でもその美貌が災いして田舎で生活できない出来事が発生し
都会の下町で暮らし始めます。
「誰もが恋に落ちる美貌」というのが非現実的でピンと来ませんでしたが
美人なのに自分の美しさを鼻にかけず
気が弱く泣いてばかりの主人公を見ていると
「やっぱり外見だけでは幸せになれないんだな」と思いました。
![]() |
新品価格 |

【あらすじ】
夏休みを玻璃ヶ浦にある伯母一家経営の旅館で過ごすことになった少年・恭平。
一方、仕事で訪れた湯川も、その宿に宿泊することになった。
翌朝、もう1人の宿泊客が死体で見つかった。
その客は元刑事で、かつて玻璃ヶ浦に縁のある男を逮捕したことがあったという。
これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。
【感想】
読んだのがちょうど8月で良かったなと思いました。
暑い中この本を読んでいると
まるで自分もこの小説の中に入れた気がしました。
謎解きから結末までは「さすが」としか言えません。
そして湯川先生の声はやっぱり福山雅治だなと思いました。
モンスター
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【あらすじ】
田舎町で瀟洒なレストランを経営する絶世の美女・未帆。
彼女の顔はかつて畸形的なまでに醜かった。
周囲からバケモノ扱いされる悲惨な日々。
思い悩んだ末にある事件を起こし、町を追われた未帆は、整形手術に目覚め、
莫大な金額をかけ完璧な美人に変身を遂げる。
そのとき亡霊のように甦ってきたのは、ひとりの男への、狂おしいまでの情念だった―。
【感想】
高岡早紀が主演で映画化されたと聞いたので、
やっぱり高岡早紀の顔を思い浮かべながら読みました。
今までの人生で吃驚するほどに醜い人がないし
醜いからという理由でいじめられている子もいなかったので
想像するのは難しかったです。
美しくなるにつれて、男たちに復讐のような行動をとる主人公には
共感できました。
そして結局は整形して美しくなっても
心が満たされることとは別問題なんだなと思いました。
手術で美しく生まれ変わるという話で真っ先に思い出したのは
高階良子の「地獄でメスがひかる」です。
心は綺麗なのですが顔も醜く太っている主人公が海へ投身自殺をはかり
天才外科医に助けられます。
脳だけ無事で、肉体は損傷が酷かったので
外科医の脳死した恋人の体に脳を移植するお話です。
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小学生の時に年上のイトコに貸してもらって読んだのですが
子供心に衝撃で「綺麗になっても幸せとは限らないんだな」
と思った記憶があります。
そしてもうひとつは
「ヘルタースケルター」です。
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これも年上のイトコに大学生の時に借りて読んだ漫画です。
醜く太っていた主人公は、モデル事務所の社長に骨格の美しさを認められ
全身整形で美しく生まれ変わります。
美と名声を手に入れた主人公は傲慢でわがままの限りを尽くします。
しかし歯車が狂いだしどん底へ・・・
ラストは壮絶の一言に尽きます。
映画は観ていませんが、沢尻エリカよりも、
もっと「整形してます」って顔の女優に演じてほしかったです。
モンスターが今挙げた漫画よりもリアルなのは
「顔は醜いけど体はナイスバディ」という箇所です。
たまにそういう人っていますよね。
余談ですが文中に「目頭切開」で蒙古ひだの除去手術を受ける主人公が
「周りの女たちには蒙古ひだがあるが、
蒙古ひだがないのは女優やモデルたちだ」
というような内容があって
思わずいろんな女優やモデルの顔をネットでよく見てみました。
ホントに蒙古ひだのない人が多くて吃驚しました・・・。
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醜い人が整形美人になる話とはまったく逆の
「主に泣いてます」です。
生まれた時から美しい父に似て美しく
不美人の母は、母親似の妹ばかり可愛がるが
心優しい主人公はけなげに生きています。
でもその美貌が災いして田舎で生活できない出来事が発生し
都会の下町で暮らし始めます。
「誰もが恋に落ちる美貌」というのが非現実的でピンと来ませんでしたが
美人なのに自分の美しさを鼻にかけず
気が弱く泣いてばかりの主人公を見ていると
「やっぱり外見だけでは幸せになれないんだな」と思いました。
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